【ツアーレポート】盛田シェフプレミアムディナー付き!「塩の道」を辿る いわて短角牛ツアー
塩の道を辿るツアー1日目は
岩手町から葛巻町「森のそばや」さんにて早めの昼食へ。
なんといっても地元で人気の蕎麦屋なのでいつも満席になります。
定番の水車そば定食は冷たいお蕎麦と温かいお蕎麦を両方頂けるおすすめのメニュー♪
(写真は最初のざるそば)
お腹を満たして、塩の道へ
久慈市平庭高原から旧道に入ります。
車1台すれ違うのに大変な道にバスで入るという荒技・・・
道の途中には塩の道だったことを示す碑が建っています。
いわて短角牛を育てる第一人者 柿木畜産さんへ
国産の飼料にこだわり丁寧に育て上げる柿木さん。山から早めに下がってきた短角牛は
皆元気。闘牛も一緒に育てています。
バスは、塩の道のスタートとなる三陸野田村へ
野田村には天然の海水だけを使用して作る「野田塩工房」があります。古くより塩が作られており、牛の背に乗せて内陸へ運ばれ穀物と交換されました。
「のだ塩」は、海水を窯で炊いて結晶化させる、伝統的な直煮製法(じきにせいほう)で作られた自然海水塩です。
原料には三陸・野田村の野田港より自然ろ過された地下海水を使用し、鉄鍋に薪をくべ続け4日間じっくり煮詰めたあと1日乾燥させ、5日間かけて作られます。
参加者からは次々と質問が飛び交い、学びが多く盛り上がりました。
夜は久慈市山形町に戻り、闘牛大会前夜祭と称し、「まめぶの家」にて短角牛の焼肉を食べながら交流会。
もちろん地元の郷土料理「まめぶ汁」は外せません!
谷地さんの南部牛追い唄で盛り上がり、中締めは、本ツアーナビゲーターの肉のふがね 府金さんの「岩手一本締め」
これでツアー参加者が一つになる瞬間♪
2日目は宿泊先の葛巻町グリーンテージの朝食からスタート。
酪農の町では朝食には牛乳瓶1本がつきます🐃
朝食後は平庭高原闘牛会場へ
久慈市の闘牛起源
久慈市山形町の闘牛の起源は、古くから日本短角種の産地であり、昔は主に農耕用や荷物を運ぶ役牛として飼養されていました。
江戸時代に近隣の海岸で焚かれた塩を、牛の背に乗せ北上山地を超えて盛岡方面まで運んでいました。 (この道を塩の道と呼んでいます。)
その際、先頭に立つ牛を決めるため牛の突きあわせをしたのが闘牛のはじまりとされています。
また、これを観光行事として本市に取り入れたのは昭和58年からとなります。(久慈市平庭闘牛会ホームページより)
闘牛会場ではツアーの特別席で砂被り(一番前の席)で観覧!
会場は多くの出店もあり2000人近くの来場者で賑わっておりました。
牛と牛がぶつかり合う音は迫力満点
「勢子(せこ)」と呼ばれる男衆が牛の状態を見極め、威勢をつけたり、ケガをさせないようどちらかが優勢になった時点で勝負をつけます。
平庭闘牛は勝敗をつけないのが特徴とのこと。
昼食は東京でも大人気の「肉のふがねさんの岩手短角牛やわらか煮弁当」を堪能〜
闘牛も無事終了したところで、短角牛の放牧地へ。午後から快晴となり短角牛が近寄ってきてくれました!(探すのも大変な時があるので今日はラッキー)
通称エリート牧場と呼ばれるこの地には5月頃から短角牛が春に親子で放牧され、夏、牧場で自然交配により妊娠し牧草と母乳で育ち、
秋までたっぷり親子で過ごし、冬に牛舎で出産という一年のサイクルで無理なく育てられます。
たっぷり、短角牛のエネルギーをもらった後は葛巻ワインでお買い物。
最後の目的地は短角牛ディナー!
会場は岩手町内にある桜山荘。幕末から明治期にかけて酒造業、産馬家として繁栄した柴田家の
冠婚葬祭用として大正5年に建てられた別荘。かつては裏側は山桜の名所だったことから名付けられたそう。
ディナーの腕を振るうのは盛田シェフ。今回は古くから伝わる食器を利用して
盛り付けでメニューは全て短角牛を使用したコース♪
ひとつひとつのメニューが、丁寧にそして短角牛をしっかり味わうことができる♪
食材の組み合わせに驚かせられました。
すっかり秋の夜となった岩手町。
遠くは海外から参加していただいた塩の道を辿るツアーは名残惜しいところで
終了となりました。参加者の皆様からは満足したとの声を沢山頂戴いたしました。
来年も引き続き「塩の道を辿る」ツアーを企画して参りたいと思います♪
近日中にツアーレポートを公開します。お楽しみに♪
平庭高原闘牛大会もみじ場所、野田塩づくり体験、自然放牧で育つ短角牛の牧野見学など、「塩の道」の見所を楽しみ、「いわて短角牛」を使った盛田智宏シェフ謹製のプレミアムディナーをお召し上がりいただく、「いわて短角牛づくし」の2日間です。
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◎シェフ 盛田智宏さん
フランス/イタリア料理レストランを中心に研鑽を積み、会員制フレンチレストランのシェフを経て、2013年に自家製シャルキュトリーと米料理をスペシャリテに据えたビストロ『RIZO』を東京三軒茶屋にオープン。現在、岩手県紫波町長岡地区にてノウルプロジェクトに参画中。2025年初夏、同地にオーベルジュを開業予定。
岩手の生産者と食材を愛してやまない盛田シェフがツアーに登場!絶品料理の数々をお楽しみください
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◎柿木畜産 柿木敏由貴さん
希少種いわて山形村短角牛生産者であり伝道者。
熱い想いに賛同する全国各地の短角牛ファンと交流を拡大中!
短角牛の育成にかける想いから地域の文化である闘牛のお話まで聞けるかも!?
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◎塩の道ナビゲーター 府金伸治さん(肉のふがね)
岩手町自社加工場内にて、スペインで古くから食されてきた牛肉の生ハム「セシーナ」づくりを、いわて短角和牛セシーナとして実現し、国際的な食のコンペティションで受賞するなど「塩の道」の物語を現代に蘇らせるスペシャリスト
ツアー当日は、「セシーナ」開発のエピソードを含め塩の道トークをたっぷりと車内でお聴きしましょう!
募集要項
こちらのツアーの募集は終了しました
◎出発日:令和6年10月19日(土)-10月20日(日)
◎募集人員: 25名様(最少催行人員 15名様)
◎旅行代金:1泊2日 いわて沼宮内駅発着/大人 47,000円
旅行代金に含まれるもの:
行程内の宿泊代・体験料・見学料・貸切バス代金、食事(朝1回 昼2回 夕2回)
※お飲み物代は各自現地払いとなります
◎宿泊:ふれあい宿舎グリーンテージ(葛巻町)
※和室または洋室1~2名利用
※県内(盛岡など)の前泊や後泊の希望がある方には、別途ご案内可能です
◎添乗員:いわて沼宮内駅より同行します
募集チラシはこちらから
行程
1日目:10月19日(土)
10:00 集合(いわて沼宮内駅)
10:15 出発 貸切バス==葛巻町※「塩の道」を通ります==
【昼食 葛巻町「森のそばや」】
岩手県産蕎麦粉でつくる手打ちそばが人気
==久慈方面へ==
【久慈市 柿木畜産 訪問見学】
短角牛の飼育を見学
==野田村へ==
【野田村 のだ塩工房】塩づくり体験
食の専門家もうなる混じりけなしの野田塩
作った塩はお持ち帰りいただき、ご家庭でお使いください。
==道の駅のだ お買い物・休憩==久慈市へ==
17:00 【久慈市 まめぶの家で夕食交流会】 地元のみなさんとの交流も
ゲストは当日お知らせします
20:00 葛巻町 ふれあい宿舎グリーンテージ 宿泊
夜空の観賞や大浴場のご利用でゆっくりとおくつろぎください
***
2日目:10月20日(日)
ホテルにてご朝食
9:30 出発 貸切バス==久慈市・平庭高原へ==
10:00 【久慈市 平庭闘牛大会もみじ場所】
「本当に強い牛」を決めるための伝統と大迫力のイベント
塩の道ともつながりの深い平庭闘牛大会には、
全国から闘牛ファンが訪れ、会場は熱気であふれます!
【昼食 岩手短角和牛弁当 やわらか煮】
ほろほろのお肉が絶品のお弁当です ==荷軽部方面へ==
14:00 【久慈市営放牧場「エリート牧場」見学】
大自然の中で放牧される短角牛。
健康的にのびのびと育つ牛たちの姿を見学します
===葛巻町===
15:30 【葛巻町 岩手くずまきワイン】
世界的な賞も多数受賞。
おすすめは山ぶどうを中心としたラインナップ!
各種ワインの試飲やチーズなどのお買い物をお楽しみいただけます
===岩手町===
17:00 プレミアムディナー
【岩手町「らく丸」にて「塩の道ディナー」】
自然放牧で育った岩手短角牛の豊富な旨みを活かす盛田智宏シェフによる、
このツアーでしか食すことができないプレミアムディナーです
ツアーの最後は、盛田シェフ渾身のお料理を存分にご堪能ください
(写真はイメージです)
19:00 送迎バスで移動
19:15 いわて沼宮内駅 着(JR等にてご自宅へ)
*天候等により、一部行程が変更となる場合がございます
お申込
◎お申込み方法
1.お電話(019-658-8644)または下記予約専用フォームから承ります。
2.受付後、所定のアンケートにご記入いただきます。
3.参加確定の連絡後、お申込金またはご旅行代金を3日以内にご入金ください。(予約完了)
4.残金お支払い・遅くとも5日前までに出発案内をお送りします
5.ご旅行当日 受付~ご出発!
◎ご同行者様を含め、チラシ両面、募集型企画旅行取引条件説明書面、旅行業約款をご確認の上、お申込みください
★チラシはこちらから★
【申込フォーム】
【企画協力】柿木畜産 株式会社肉のふがね
【旅行企画・実施】トラベル・リンク株式会社
岩手県知事登録旅行業第2−227号 (一社)全国旅行業協会正会員
総合旅行業務取扱管理者 北田公子
岩手県盛岡市大通3丁目2-2 第6大通ビル4F
TEL:019-658-8644(平日10:00~17:30)
掲載日: 2024年09月27日