【ツアーレポート】10/13-14開催:盛岡市グリーン・ツーリズムモニターツアー

10月13-14日に開催したモニターツアーのレポートを公開します。

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気持ちのいい晴れ空の中、バスは盛岡駅を出発し、最初の目的地である手代森の田んぼへ。

1年を通して行っている「ゆる田んぼプロジェクト」の稲刈りを一緒に行いました。
農事組合法人となんさんに今回もたくさん力を貸していただき、みんなで”はせがけ”まで!

ツアーにご参加のみなさんは近くの産直「花山野」へ移動。
こちらでお昼ご飯をいただきました。

黒川にある下河原商店さんのおにぎりです。
みんなでお話をしながら、いろいろな具のおにぎりを楽しみました。

続いて、朝島観光りんご園さんへと向かいます。
りんごを赤くする「玉回し」の作業のお手伝いです。

藤原拓也さんにりんごのお話をお聞きしながら、ハシゴに登って高いところでの作業も。

朝島観光りんご園さんからは「まち」が見下ろせます。
作業を終えて振り返るとこの景色。頑張ってよかった!という気持ちになりますね。

お次は大ケ生にある「金山の里 養魚場」へ。
管理人である中虫壁稔さんの趣味の釣りが高じてつくられたという養魚場には、何百匹もの川魚が。

そして、バスは本日の宿泊地「Luciola」に到着です。
寝床として、キャンピングカー、そしてテントの準備を。

夜ごはんは、ツアーの行程内に産直で購入した野菜やきのこ、いただいた果物、そして川魚でBBQ!

この地域にはどんなものがあるのか、これからどんなことができるのか、そんなことを話しながら楽しい夜になりました。

この日は月が明るい夜でしたが、それでも星がたくさん見えるほど。
盛岡市内でこんなに明かりが少ない夜を過ごせるなんて、素敵ですね。

翌朝、(実はとても寒い日だったのですが…、)テントを出ると澄んだ空気が気持ちのいい目覚めに。

午前中は、中虫壁静夫さんの案内で万寿坑(まんじゅこう)の中へ。

かつて金が掘られた坑道は、現在はお酒の貯蔵などに使われているとのこと。
コウモリが眠っていたり、飛んでいたり、一種のアトラクションのような体験も…。

すぐ近くの黒森山を散策。
登山道のそばを乙部川が流れています。この水脈が、農作物のほか、養魚場や蛍など、地域の資源を育んでいるんですね。

最後は、サン・フレッシュ都南さんへ立ち寄り、ジェラートをいただきました!

モニターツアーということで、試行錯誤をしながら2日間、盛りだくさんの内容を楽しんでいただきました。
来年以降のツアーや、旅行者のみなさんへの情報提供に活用していきます。

ご協力いただいた皆様、ありがとうございました!

≪参加者の声≫

・盛岡市中心部からの近さは予想以上でした。秋らしい景色や地域の皆さんの暮らしも感じられて良かったです。
・季節の食材やツアー内で見学体験した食材(リンゴ・魚・キノコ・米など)食べるところまで楽しめたのでよりおいしさや農家さんに対する感謝もより実感できた。
・バスでまわるのもよいですが、自転車やバイク、マイカーでのルートやチェックポイントがあると個人でめぐりやすいエリアだなと思いました。
・より深く自然や農業、キャンプ場を知ることができて、何度か訪れていた所でも新鮮な気持ちで過ごすことが出来ました。

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