≪レポート≫「GWは日帰りバスで満喫!岩手八幡平パノラマツアー」

毎年GWに開催している人気のバスツアー。
季節はずれの先日の積雪によって、アスピーテラインと樹海ラインの交通規制があったため、雪の回廊を見ることはできませんでしたが、当ツアー初の「いちご狩り」体験や、満開の桜と雪のハーモニー、岩手山(通称:岩鷲山)にちなんだ地元の酒蔵「わしの尾」の訪問など、岩手の恵みをたっぷり味わいました。

そんなツアーの様子をお届けします。
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晴天の中バスで盛岡を出発し、まずは≪彩花園≫へ。

 
ここは広大なビニールハウスの中で4種類のいちご狩りが体験できます。
特に『桃薫(とうくん)』という品種はお1人様1個という制限が!!

 
なんと練乳持ち込み可能という寛大なサービスも!
ちなみに、ハウスの中にはミツバチの巣箱がいくつか設置されています。
彼らの働きで花が受粉し、いちごを実らせることができると知り、感謝して味わいました。


いちごでお腹が満たされた後は、満開の桜並木を眺めながら≪岩手山焼走り熔岩流≫へ。

 
バスを降りて緑道の木漏れ日を抜けると、前日の積雪による幻想的な景色が目の前に広がります。
岩手山に目を向けると、積雪により熔岩が流れた跡がくっきり!


≪上坊牧野の一本松≫は一足早かったようで、まだピンクがかった蕾でしたが、
緑の牧野に点々と残る雪景色も素敵です。

 
岩手山を背にバスは進み、≪松尾八幡平ビジターセンター≫で降ります。
館内には八幡平周辺の豊かな自然を様々なテーマごとにを紹介する展示が楽しめるほか、
お隣の物産館≪アスピーテ≫では、特産のねばり芋をはじめ、ウルイやタラボ(タラの芽)など旬の山菜がずらり。


八幡平市観光協会さんのサプライズでいただいたお菓子の差し入れ。
心温まりますね~!

 
この日はアスピーテラインがクローズだったため、続けて≪八幡平市松尾鉱山資料館≫へお邪魔しました。
かつて「雲上の楽園」と呼ばれた東洋一の硫黄鉱山として名を馳せた松尾鉱山。
時間内では回り切れないほどの数々の展示資料に、つい見入ってしまいます。


数日後に八幡平さくらまつりを控える≪岩手県民の森≫では、ちょうど桜とコブシが見ごろでした。
例年企画しているツアーですが、今回は運が良く雪と桜が同時に楽しめ、
みなさん夢中でシャッターを切っていました。

 
お昼は≪八幡平ハイツ≫へ。
ブランド豚肉『八幡平杜仲茶(とうちゅうちゃ)ポーク』のしゃぶしゃぶをいただきます。
感染予防のため会話を控えた食事でしたが、つい頬がゆるみます。
昼食後のフリータイムでは、岩手山が眺望できる露天風呂やテラスで癒しの時間を。

 
旅は後半に差しかかり、≪サラダファーム≫へ。
たまごの風味が濃厚な名物あじたまジェラートや、お買い物を楽しみます。
道路を挟んで向こう側には動物と触れ合えるエリアなどが充実していて、
コロナ前を思わせるようなゴールデンウィークの賑わいを感じました。


最後は、今回の旅の目玉、地元の酒蔵≪わしの尾≫へ。
味のある『常居(じょい)』で工藤社長から酒造の歴史や地元ならではのこだわりについてご説明いただきます。

 
酒蔵では白衣やキャップをお借りし、特別に『蔵人風』写真撮影に参加。
タンクに近づいてみると、その高さや大きさに圧倒されます。
杜氏さんの解説の中でも、ホーロータンクや麹のお話はここでしか聞くことのできない貴重な内容でした。

 
見学のあとはお楽しみの試飲タイム。
今年しぼった最後の日本酒「あさむらさき」は、酒造りに使われた古代米特有の色合いで、目でも楽しませてくれます。
お酒が飲めない方には麹で作った甘酒を提供していただきました。
紙コップのデザインがかわいらしく、記念に持ち帰る方も。

最後はお料理に使いやすい『酒粕パウダー』と、自社の田んぼで収穫し、あさむらさきに使われていた『古代米』のおみやげまでいただきました。

わしの尾専門店の≪澤口酒店≫では、ここでしか手に入らないお酒もあり、思い思いのお酒を手にとられていました。

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前日の降雪により、残念ながら雪の回廊を巡ることができませんでしたが、食や絶景、数々の体験や学びなど、八幡平の豊かさをたっぷりと堪能することができました。
また、コロナ禍で色々なことが制限される中での実施となりましたが、行く先々で出迎えてくださる方々のおもてなしに心温まる、そんなツアーでもありました。

来年も企画いたしますので、ぜひご参加ください!
ツアーにご参加いただいた皆様、ありがとうございました。

≪お客様の声≫
「予定変更でも時間たっぷり有意義でした。」
「雪と桜を同時にみられてよかった。」
「酒造の人たちがいい方たちで楽しめました。」
「おいしいものをたくさん食べることができ満喫できました。」
「自宅の料理として使えるお土産をいただけて、帰ってからも楽しめるのがよかった。」


【募集要項】
◎出発日:令和4年4月30日(土)
◎募集人員: 25名様(最少催行人員 13名様)
※但し定員に達し次第、受付を終了します。
◎旅行代金:盛岡発着/おひとり様 12000円
*行程中の貸切バス代/昼食代/見学料含 添乗員同行

募集チラシはこちらから

 


《訪問予定箇所》

8:45盛岡市内中心部 発
(市内ホテル滞在の方もお近くからご乗車が可能です)

9:00盛岡駅西口マリオス1F 出発
(東京/仙台方面から8:44着のはやぶさ1号をご利用ください)
盛岡方面から八幡平市へ

【彩花園(さいかえん)】
滞在中食べ放題!いちご狩りでしか味わえない完熟の苺をご堪能!
 

【特別天然記念物 岩手山焼走り熔岩流】
江戸時代の噴火により形成されたこの地には宮澤賢治も訪れ詩を書いています

【上坊牧野(うわぼうぼくや)】
雄大な岩手山の目の前に広がる牧歌的な風景を写真に

【松尾八幡平ビジターセンター】
国立公園内の野生動物や植生など紹介

===樹海ライン===

全長27km、長さ日本一の雪の回廊

【大自然のパノラマ八幡平頂上散策】

==アスピーテライン==
松尾鉱山跡など(車窓)

【八幡平ハイツ 昼食】
ご希望の方はかけ流しの天然温泉でゆったり入浴も(入浴料630円)

【サラダファーム たまご館グリーン館など お買物タイム】
各自お時間まで、イチゴを使ったスィーツやあじたまソフト、玉子などお買い物

 
*お庭造りにかかせない、グッズやお花の苗も揃います


(ガーデンバークに入場する場合は入園料500円)

【わしの尾/常居にて蔵元のお話】
1829年創業のわしの尾は、商品の9割を岩手県内へ出荷、地域に根差したお酒造りをしています
蔵全体を見渡せる趣ある常居で蔵元の工藤朋さんよりお話しをうかがいます
 

【澤口酒店/地酒専門店にてお買物】

 

17:45盛岡駅西口マリオス1F 着
18:00盛岡市内中心部  着

※新型コロナウイルスの感染状況などにより、開催方法の変更、又はやむを得ず開催中止となる場合もございますので、予めご了承ください。また、開催中止となった場合、旅費(参加費)につきましては全額返金いたします。


 

■新型コロナウイルス感染症対策■
当ツアーは、新型コロナウイルス感染防止策を講じ、実施いたします。お客様にはマスクの着用・手指の消毒等のご協力をお願いいたします。なお、感染拡大地域からのご参加、陽性者濃厚接触者の方はご参加できません。感染症拡大の状況により、日程及び行程内容が変更、または中止となる可能性がございます。予めご了承ください。


募集チラシはこちらから

 

【旅行企画・実施・お問い合わせは】 
トラベル・リンク株式会社 
(一社)全国旅行業協会正会員 
岩手県知事登録旅行業第3-227号
岩手県盛岡市大通3丁目2-2第6大通ビル4F
019−658−8644