『新酒薫る紫波の旅 女性杜氏の酒蔵めぐり』

紫波の女性杜氏が仕込む地酒とまちの魅力を詰め込んだ女性のためのツアーの一部をご紹介します

《1日目》

最初に訪ねたのは紫波町の酒蔵の中でも大きな酒蔵

月の輪酒造店

 

案内は女性杜氏の横沢裕子さんです

 

【「月の輪」にちなんでツキノワグマがたくさん】

 

蔵に入ると、発酵の良い香りが漂っていました

 

【昔ながらの搾り方についてお話しする横沢さん】

 

【こちらは「槽搾り(ふねしぼり)」の機械。手間はかかるけれどもゆっくり搾られることで、自動で搾られるものとはまた違った味わいになるそう。】

 

酒蔵見学の後は試飲タイム

米と麹を使ったオリジナルジェラートや酒粕パックのお話しもうかがいました

 

【ジェラートづくりを通して子どもたちや日本酒を飲まない世代の人たちにも足を運んでもらい、月の輪を知ってもらうきっかけになったとのこと。】

 

【日本酒もジェラートも「おいしい~!」と大好評でした!】

 

【すっぴんだという横沢さんの肌がとにかく美しいことにみなさんびっくり!横沢さん自身が酒粕を直接パッティングしていたことから、もっと手軽にとオリジナル美容パックをつくり販売。女性杜氏ならではの発案ですね。】

 

昼食は地元でも人気の日詰商店街にある天狗寿司へ

ツアーで初めて会った同士、あっという間に和気あいあいとしたムードに

 

【お寿司にお鍋と、月の輪の日本酒でランチタイムも楽しみました。】

 

昼食後は、お酒にまつわる「平井邸」を車窓より眺め、南部杜氏発祥の碑へ

 

【南部杜氏発祥の地と言われる所以をご覧いただきました。同じ敷地内にある八戸藩志和代官所跡についてもご案内。】

 

バス車内で「杜氏は元来女性の仕事だった!?」というお話しをしながら、女性杜氏の酒蔵二カ所目の廣田酒造店へ

 

【入口にはうれしい「歓迎」の文字】

 

こちらも女性杜氏の小野裕美さんの案内で見学スタート

廣田さんでも蔵の中はお酒の良い香りが…

新酒の時期だからこそですね

 

【ちょうど搾りの最中】

 

 

 

【こちらは小野さんのヒミツの部屋。酸基醴酛の製法に取り組む想いをお伺いしました。】

 

【ぷくぷくと発酵している様子も】

 

試飲では酒蔵だけでしか味わえない珍しいお酒 「滓酒」や甘酒なども堪能

特にも、もち米の甘酒は大好評でした!

 

【廣田酒造店入社に至った経緯から、おすすめの日本酒の飲み方まで、質問に丁寧に回答する小野さん。】

 

 

【精米前と精米後のお米を見比べ。精米後の米粒の小ささに驚いた方も。】

 

1日目最後の訪問先小田中工房へ

小田中さんは、参加のみなさんに配布された紫波町内の酒蔵を紹介する「ツギヒト」の表紙をデザインされた型染作家です

 

【店先には「萬染物処」の暖簾】

 

奥の工房におじゃまし、型染の一連の作業のようすを拝見しました

 

【みなさん、小田中さんの手元にくぎ付けでした。実際に工程を見る事で型染の理解も深まったようです。】

 

【工房には、個展で展示された作品も並んでおり、小田中さんの世界を堪能できました。】

 

見学を終え、宿泊先のオガールへ

 

 

夕食は「地酒を楽しむお食事会」の会場『カフェスタイルバーVIVID』へ

こちらは、カジュアルな洋風の雰囲気で、

若い世代にも人気のお店。

日本酒とのコラボも素敵な空間です。

 

【月の輪の横沢さんが「女性同士で盛り上がりましょう!」とごあいさつ】

 

【廣田酒造店の営業担当門ノ沢さんも交えて、大いに盛り上がったお食事会となりました!】

 

 

【デザートには酒粕クリームブリュレ】

 

 

《2日目》

ツアー最後のお楽しみプログラムはMy徳利とおちょこの陶芸体験

 

【一人ひとりに丁寧に指導する講師の米屋さん】

 

【集中して制作】

 

【どんな焼き上がりになるのか、届くのが楽しみですね♪】

 

陶芸体験後は、紫波町の特産品が並ぶオガール内「紫波マルシェ」にてお買い物をお楽しみいただき、各自解散となりました

 

 

紫波町の風土と女性杜氏が生み出す日本酒の魅力を存分に知っていただいたツアーとなりました!

 

【お客様の声】

「初めての酒蔵めぐりで杜氏さんのお話しまで聞けて酒蔵さんの試行錯誤等知ることができて充実でした!」

「ツアー企画でないと聞けないお話しが聞けたし、見られない部分を見せてもらえた。実際の酒造りを見ることができ、杜氏の方の酒造りに対する気持ちやどんどん新しいものをつくろうということを知れて良かった。」

「酒蔵を実際に見ることができて、杜氏さんのお話しを聞けた。買うときや飲むときのアドバイスをもらえた。小田中さんの作品をつくる過程を見られたのは感動した。」

「夜の交流会で杜氏のお話しが聞けたのがよかったです。」

「月の輪さんのジェラートがおいしかったです。夏場に来て他の味も食べたいです。」

「今後も新たなものに挑戦し、変わる紫波町の姿を見たい。」

「なかなか紫波町に来る機会がなかったので、これを機にいろいろな所を巡りたいと思います。」

「普段出会うことのない同世代の女性のみなさんとお酒を飲んで、楽しい時間を過ごすことが出来たのもツアーならではの楽しさだなと思いました!」

 

 


 

日本三大杜氏のひとつで全国最多数の杜氏集団“南部杜氏”発祥の地である岩手県紫波(しわ)町。

盛岡市に隣接し、東根山を始めとする山々の裾野に広がる田畑や果樹園、まちの中心部を通る北上川とその分流がのどかな農村風景をつくりだしています。

現在、町内には四つの酒蔵があり、各蔵ならではの地酒造りに取り組んでいます。

そのうち月の輪酒造店と廣田酒造店では、全国的にも珍しい、女性杜氏が酒造りを手がけています。

ツアーでは、その女性杜氏お二人(月の輪:横沢裕子さん、廣田:小野裕美さん)を訪ね、酒蔵を見学し酒造りについて学ぶとともに、お二人の酒造りにかける想いをおうかがいします。

それぞれの蔵での試飲タイムや夕食会での杜氏お二人との交流もお楽しみください。

その他、型染の第一人者で全国的なイベントのポスターも手がける小田中耕一さんの工房見学、陶芸体験『my徳利とおちょこづくり』、紫波の人気スポットオガールでの宿泊やお買い物など、地酒以外のお楽しみも。

日本酒大好きな方はもちろん、これから日本酒をたしなんでみたい方、伝統を受け継ぐ女性の生き方を知りたい方、紫波町に興味がある方…

みなさまのご参加をお待ちしております。


◎募集要項

【日程】2018/2/3(土)~1泊2日

【対象・募集人員】 20代30代の女性 12名様

(最少催行人員8名様)

【旅行代金】盛岡発 9000円

*行程中の交通費、体験料、食事代:朝1昼1夕1、宿泊代金含む

*添乗員または係員同行

*ツアー終了後はアンケートのご協力をお願いいたします

【食事】 朝1昼1夕1

【宿泊】 オガールイン(1~2名様1室利用)

*当日の天候や交通事情等により、一部行程が変更となることがあります


募集チラシはこちらから

《募集型企画旅行取引条件説明書面》

お申込み前に必ずご確認をお願いいたします

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《行程》*写真はイメージです

◎1日目

盛岡駅西口集合10:30 

=== 〈貸切バス🚌〉 ===

 または紫波中央駅集合11:00

 

【月の輪酒造 酒蔵見学】

杜氏:横沢裕子さん

 

「企業ではなく 家業として」

1886年創業。常に伝統の継承と技術の革新を目標に掲げ、日本酒造りには不向きと言われるもち米を100%使用した純米酒の製造や、原料の米を最大限に利用するしょうちゅうの製造にも取り組むなど新しい事に挑戦し続けています。(月の輪HPより)

 

米こうじで作るアイスクリームは米・こうじ・牛乳のみでつくったもの。お砂糖を加えず、麹の力で糖化させるという酒造技術を応用した製法特許取得のアイスクリームもぜひご賞味ください。

 

 

試飲タイムもあります

 

 

日詰【天狗寿司にて昼食】

日頃から紫波の地酒を提供している天狗寿司にてお酒に合うお寿司とお鍋のランチ

新鮮かつ旨い寿司として地元でも人気の寿司店です

 

【紫波町の酒造りと深い関わり 平井家住宅】(車窓より)

豪商の平六商店(現・菊の司酒造)の第12代平井六右衛門が、平民宰相で知られる岩手県出身の内閣総理大臣 原敬 を接待するために新築しました。大正7年に着工し3年もの月日をかけて完成した、岩手県内でも数少ない大正時代の商家です。(紫波町観光交流協会HPより)

2016年には国重要文化財に指定されました。

【南部杜氏発祥の碑】

 

南部杜氏ゆかりの石碑をご案内

【廣田酒造店 酒蔵見学】

 

杜氏:小野裕美さん

 

「廣く多くの人々に喜ばれる酒を」

1903年創業。お米の旨みを最大限に表現することを目標に古い伝統的な造りに、新しい造り方を融合して新しいお酒を造ることに取り組んでいます。試行錯誤の連続ながらも、挑み続ける蔵の職人たちの技術と信念が、美味しいお酒を生み出します。(廣田酒造HPより)

 

 

 

【小田中染工房 見学】

 家業は代々続く染物屋、人間国宝型絵染芹澤銈介(1895~1984年)の弟子で、盛岡市の民芸店「光原社」のオリジナル商品のパッケージや多くのイベントポスターのデザインで知られる型染作家 小田中耕一さんの工房を訪ねます。

型絵染めとは、型紙を使って絵や文様、字などを染める染物の技法です。独特のタッチと色合いでなつかしい雰囲気が感じられ温かみのある小田中さんの作品を通して、民芸の世界にふれます。

*小田中さんについての詳細はコロカルにて

ローカルをテーマにしたwebマガジンコロカル

オガールイン チェックイン

 

【紫波の地酒を楽しむお食事会】

カフェスタイルバーVIVIDにて

杜氏のお二人もお迎えしてのお食事会

見学時には聞ききれなかったお話しもこの時に

地酒を楽しみながら、みなさんで交流を深めましょう

 

==タクシー🚖==

オガールイン泊

 ごゆっくりおくつろぎください

 

②2日目

オガールイン チェックアウト

 

オガールインレストランにて朝食

人気の『野菜中心産直直営バイキング』

 

【陶芸体験 my徳利とおちょこ作り】

陶芸教室も開催している紫波町の saasa工房の米屋さんと自分だけの徳利とおちょこをつくります

 saasa工房 HP

 

【オガール内にてお買い物】

 地元の特産品も並ぶオガールにてお買い物タイム

 

ご希望の時間にて現地解散

*参考:JR紫波中央駅発盛岡駅着時刻

紫波中央駅→盛岡駅

 11:56→12:18

12:24→12:45

12:38→12:59

13:37→13:58


【企画協力】

  紫波町/NPO法人wiz

 

【旅行企画・実施】

トラベル・リンク株式会社 

(一社)全国旅行業協会正会員 

岩手県知事登録旅行業第3−227号

岩手県盛岡市開運橋通2-23メイプル中央ビル開運橋3F

019−658−8644