《レポート》食のまちづくりセミナーin西和賀

 

岩手県南エリアは奥羽山脈の豊かな自然が育くむ個性的な食材の宝庫です。10月28日(木)、秋深まる西和賀町を訪れて地元の特色を活かした食材、飲食店の経営スタイル、地域ブランディングの事例などを学ぶ飲食事業者や観光事業者を対象としたセミナーを開催しました。当日の様子を紹介します!


バスは北上駅を出発し西和賀町方面へ🚍西和賀町にある「湯夢プラザ」で現地集合の方と合流後、2班に分かれて「左草ブラウンスイス牧場」と「縄文の谷kitchen開」へそれぞれ視察見学に向います。

【左草ブラウンスイス牧場】

左草地区にあるこちらの牧場では、ホルスタイン種のほか全国に0.4%しかない希少なスイス原産の乳牛兼用牛「ブラウンスイス」を育てています。この日ご案内してくれたのは藤田春恵さん。もともと藤田さんのお父様が経営している菅原牧場を昨年事業化し屋号として「左草ブラウンスイス牧場」としたそうです。

ホルスタインとブラウンスイスが仲良く一緒に。牛たちの穏やかな性格が垣間見える一コマ。

ミルクだけでなく肉としても食べられるブラウンスイス種は、藤田さん曰はくまだまだ伸びしろがあるとの事。現在は、枝肉の販売のほか、シャルキュトリー職人の方と生ハム・コンビーフ・ソーセージなどの製造販売に取り組んでいます。

【ユキノチカラプロジェクト】

西和賀町まちなか交流館に移動し、昼食をすませ、午後からは、ユキノチカラプロジェクト協議会事務局 加藤沙栄さんのお話です。岩手のデザイナーの皆さんによる既存商品リブランドの事例や今後の課題などについて紹介いただきました。具体的な事例に基づくお話には参加者から質問も多く、関心の高さが伺え、学びの場となりました。

【縄文の谷kitchen開】

秘境のレストランとして注目を集めるお店へ。
オーナーシェフの鈴木智之さんから、なぜこの地にレストランを開業したのか、熱い思いのお話。

 

お話の後は、本日の視察用に鈴木シェフが手がけた、ブラウンスイス種や地元野菜の
メニューを実食しました。
肉用と乳用として両方味わえるブラウンスイスがもつ独特の味わいです。

《メニューの一部ご紹介》
ブラウンスイスのローストビーフやミートローフ
北上や西和賀産のお野菜・岩魚のバーニャカウダ

試食後は、屋外で語り合う場面も。古民家を活かした飲食店というだけではなく、
これからの夢を語る鈴木シェフに参加のみなさんも名残おしく、貴重な一日となりました。


南いわて 食のまちづくりセミナー in 西和賀 を開催します 

10/21(木)17:00まで受付延長

◎期日 2021年10月28日(木)
◎北上市内又は西和賀町内発着
◎定員 先着30名
◎対象 南いわて食産業クラスターネットワーク会員等

(当事業は、一般の方のご参加はできません)
◎参加費 1500円(昼食代・資料代含む)

~セミナー講師紹介~
左草ブラウンスイス牧場:酪農家 藤田春恵 氏

縄文の谷kitchen開:オーナーシェフ 鈴木智之 氏

ユキノチカラプロジェクト協議会:事務局 加藤 紗栄 氏

(専用パスワードをお持ちの方)
セミナーの詳細とお申し込みは以下のページからご覧ください。
南いわて食のまちづくりセミナーin西和賀 募集要項&お申し込みページ

(専用パスワードのない方)
詳しいご案内をお送りします。以下のいずれかの方法でご連絡ください。
*メールでのご請求 ✉morioka@travel-link.jp  
 タイトルに【南いわて食のまちづくりセミナー詳細希望】と記載
 お名前・所属・連絡先電話番号を必ず本文に記載して送信ください
 追ってご案内をお送りします。
*電話でのご請求 019-658-8644(平日10:00-17:30) までご連絡ください。
 FAX・メールのいずれかでご案内をお送りします


【事業主催】 岩手県南広域振興局
【事業運営】 岩手めんこいテレビ
【旅行取扱】 トラベル・リンク株式会社

当事業に関する会員様のお問い合わせは
トラベル・リンク株式会社まで
019-658-8644
morioka@travel-link.jp