《レポート》~深沢紅子野の花美術館 忘れな草の会 ~ 土門拳記念館と酒田鶴岡アートの旅

穏やかな秋の日、庄内へ ~深沢紅子野の花美術館 忘れな草の会 アートの旅~ のご紹介です

忘れな草の会は盛岡にある深沢紅子野の花美術館を継続的にサポートしている団体です
これまでも定期的にアートの旅を開催しており、県内外の美術館やアートスポットを訪れています
今回のツアーでは、山形県の酒田市にある土門拳記念館を中心に、庄内地方の美術館・博物館を会員と一般申込みの方33名でたずねます

貸切バスは盛岡から東北自動車道を南下し、紅葉の錦秋湖を経由、横手方面から最上川沿いに日本海側へ向かいました

===酒田市へ🚌===

【ご昼食】
さっそく日本海に面したさかた海鮮市場の「海鮮どんやとびしま」にて、とれたての海の幸のランチ
旅のスタートです!

【土門拳記念館】
代表作に『古寺巡礼』シリーズなどがある昭和を代表する写真家 土門拳の作品を収蔵し展示している日本最初の写真専門美術館です
酒田市の飯森山公園内にあり、前面に池を配置し鳥海山が見える眺望のよい場所に記念館が建っていました

今回は特別に土門拳の弟子の一人として共に日本全国をたずね歩いた堤勝雄氏がツアーに合流
堤さんの解説をききながら鑑賞しました
特に印象的だったのは被写体に光を当てその表情をとらえていく写真の撮り方や、平等院鳳凰堂の屋根で足場を組んで撮影したといった、現場にいなければわからない貴重なお話で、みなさん熱心に聞き入っていました
 

そして今回さらに特別にバックヤードの見学も
土門拳本人が使用した貴重なカメラをのぞいて写真の完成形をイメージする写真家の才能やセンスを実感しました
 

【酒田市美術館】
こちらでは『第74回県美展酒田巡回展・第61回こども県展』が開催されていました
山形県内最大の公募展は地元愛あふれる力作ぞろい。県民の芸術への関心の高さがうかがわれ、みなさん刺激を受けたようです
 

【オランダせんべいFACTORY】
1日目のお買い物はオランダせんべいFACTORYで
お土産コーナーでは様々なおせんべいが並んでいました。ここでしか買えないものも!
お買い物のほかに、せんべい焼き体験もできましたよ
 

===鶴岡市へ移動🚌===

【ショウナイホテルスイデンテラスでの宿泊と夕食交流会】
宿泊は2018年9月にオープンしたばかりの『ショウナイホテルスイデンテラス』にて
建築家 坂茂氏が設計した荘内地方の原風景である水田に浮かぶホテルは新しいスポットとして注目されています
 

夕食は地元の食材が並び、なかでも山形牛のワイン煮込みは柔らかく美味
忘れな草主催の交流会でお楽しみの抽選会も
こちらの交流会には堤さんも参加し懇親を深め、時間を共有した参加者同士の親睦がいっそう深まりました

 

≪2日目≫

===鶴岡市街へ移動🚌===

【藤沢周平記念館】
藤沢周平記念館は、鶴岡が生んだ人気時代小説家 藤沢周平(著作に『蝉しぐれ』『たそがれ清兵衛』など)に関する資料・情報を収集し、保存・展示を行っています
これまで作品を読んだことのある方でも新たな発見があったようです

【致道博物館】(選択)
致道博物館には江戸時代創建の湯殿山山麓田麦俣民家の旧渋谷家住宅や明治の代表的な擬洋風建物の旧西田川郡役所、旧鶴岡警察署庁舎など多くの重要文化財が敷地内に移築展示されています
庄内地方の文化と歴史を時代の建築物とともにみていくことができました
 

===酒田市へ移動🚌===

【本間美術館】(選択)
本間美術館は江戸時代の豪商、本間家の別荘と庭園を美術館として公開しています
敷地内にある「鶴舞園」は鳥海山をのぞむことのできる庭園
紅葉を迎えた庭の眺めはこの時季ならではの美しさを醸していました

  

【山居倉庫散策】(選択)
明治時代に建てられた倉庫とケヤキ並木が連なる道を散策
現在も米倉として使用されている「庄内米歴史資料館」や観光物産館があり、庄内地方の米作りや、山居倉庫の物流の仕組みなどを学んだり、散策しながらお土産を買い求めたり、様々に楽しみました

===秋田県由利本荘市へ🚌===

【象潟ねむの丘】
庄内地方から由利本荘市へ
「道の駅 象潟ねむの丘」にて、日本海が一望できるお部屋でのご昼食
昼食後に海岸を散策も

こちらの展望台からは国の天然記念物である九十九島を見渡すことができました
約200年前の大地震によって隆起したかつての島々が、田んぼのなかに浮かんでいる様子が見えました

【蚶満寺(かんまんじ)】
松尾芭蕉が奥の細道のなかで訪れた蚶満寺は、かつての海辺に建てられたお寺でした
今は田んぼの広がる土地の中に船着き場の石だけが残っており、そこがほんの200年前まで海であったと想像してみると、ダイナミックな地形の変化に驚きを感じました
 

美術から文学、自然まで、庄内地方と由利本荘地域の奥深さを味わった2日間でした
ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました

~~参加者の声~~

「1番はじめの食事が船盛りで元気がでますね。おいしかった」
「美術館漬けの旅は充実していた。また、このような企画があれば参加したい」
「土門挙記念館を堤氏が解説くださり、さらに土門挙が実際に使った写真機を見学できたこと、写真の収納している部屋20℃、50%の湿度設定され、格納されていることが特に印象に残った」
「とても貴重なツアーに参加させていただきありがとうございました。どこも初めての場所で興味深く拝見しました」
「皆さんそれぞれ関心が高く、情熱を感じた」
「ショウナイホテルスイデンテラスは何もかも美しく、10年20年と無垢の木材がどう変化していくのか、美しく進化してほしい」


◎募集要項

期  日 令和元年11月9日(土) ~2日間

◎募集人員 30 (最少催行人員25名様)

◎旅行代金 盛岡着 お一人 35000
 旅行代金に含まれるもの:宿泊代(2~3名相部屋)、貸切バス料、
 行程表内の入館料、朝食1 昼食2 夕食1
 ※1名一室追加料3000円(但し部屋数に限りがあります)

◎申込方法

ご同行者様を含め、チラシ両面、募集型企画旅行取引条件説明書面、旅行業約款をご確認の上、お申込みください。

募集チラシはこちらから

 


《募集型企画旅行取引条件説明書面》

《旅行業約款はこちらから》

 

《電話申込》 019−658−8644 (トラベル・リンク)
    チラシ両面をご確認の上、お電話ください。(平日10:00~17:30)

 《FAX申込》 019−658−8262 (トラベル・リンク)
    チラシをプリントアウトし、チラシ両面をご確認の上、申込欄に記入、送信ください。

《インターネット申込》
    下記をご確認の上、申込フォームよりお申し込みください。

 


《行程》*写真はイメージです

【1日目】

7:30 岩手県民会館横発

7:45  盛岡駅西口

     〈 🚌 貸切バス〉

==  東北道・秋田道 ==(休憩)== 酒田

== さかた海鮮市場(🍴昼食)==

【 土門拳記念館】
 迫力の作品群を弟子の堤勝雄氏の特別案内で
 

【 酒田市美術館 】
    洋画と鳥海山、最上川、市街地の眺望

==鶴岡へ==

宿泊【ショウナイホテルスイデンテラス 】
建築家 坂茂氏デザイン 田園に浮かぶ木造ホテル

©SUIDEN TERRASSE

🍴ホテル内レストランにてご夕食

 

【2日目】

8:15頃 ホテル発===

【時代小説家の足跡 藤沢周平記念館】==選択プランへ==

◎選択プラン ・散策コース≪山居倉庫・オランダせんべいファクトリー≫
       ・ミュージアムコース≪致道博物館・本間美術館 入館料別途≫

===象潟へ=== 

=== 【道の駅 象潟ねむの丘】 ===
    🍴昼食・お買い物 陸の松島「象潟」九十九島を一望~散策

【『奥の細道』最北の地 名刹 蚶満寺】

===由利本荘===盛岡IC==                                      

18:00頃  盛岡駅西口

18:15頃  岩手県民会館横

天候や交通機関にやむを得ない事情により、行程が変更となる場合がございます。
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【企画協力】

深沢紅子野の花美術館 忘れな草の会

 

「忘れな草の会」

開館以来、野の花美術館を継続的にサポートしている団体です

 深沢紅子野の花美術館ホームページ

 

【旅行企画・実施】リアス観光(株)
(一社)全国旅行業協会正会員
岩手県知事登録旅行業第2-98号
総合旅行業務取扱管理者 大久保誠
岩手県岩手郡雫石町高前田52-2

 

【受託販売】トラベル・リンク株式会社 
(一社)全国旅行業協会正会員 
岩手県知事登録旅行業第3−227号
総合旅行業務取扱管理者 北田公子
岩手県盛岡市開運橋通2-23メイプル中央ビル開運橋3F
019−658−8644