【ツアーレポート】11/9-10開催:蔵の宿ファームツアー|1日目
11月9-10日に開催した蔵の宿ファームツアーの1日目のレポートを公開します。
(2日目のレポートはこちらから)
***
秋晴れの気持ちがいい天気の中、蔵の宿ファームツアーへ出発しました。
車窓からはりんごの樹や色づき始めた木々が見えます。
最初の目的地、都南歴史民俗資料館に到着です。
「こんな場所があったなんて知らなかった。」という方もいました。
昔懐かしい農具や民具に、
「これはなんの道具ですか?」「昔家にあって……」など、
参加者の皆さんの世代を超えた交流が生まれていました。
お昼ご飯はひっつみ亭へ。
営業時間には駐車場がいっぱいになるほど人気のお店で、いただいたのは「ひっつみ御膳」。
ひっつみ、そば、くるみ餅など、地元で愛されてきた美味しい料理を、みなさんぺろりと召し上がっていました。
お昼の後は飯岡新田にある畑へ。
農事組合法人となんの皆さんにお迎えいただき、サツマイモ掘りの時間です。
つるの先を引っ張って、掘り進めて、、、あった!
という体験が宝さがしみたいでついつい夢中に。
その他にも大根やブロッコリーなどの収穫をしました。
住宅街からほど使い場所での体験となり、「ここで収穫体験ができるなんて」と皆さん驚かれていました。
これも、産地が近い盛岡の魅力ですね。
本日の宿泊地、「りんご工房きただ」併設の「蔵の宿FROG BEE」へ。
ツアータイトルにもなっている「蔵の宿」は、昔の米蔵を改装した宿泊施設です。
盛岡市グリーン・ツーリズム推進協議会会長の北田富士子さんに、周辺のりんご畑を案内していただきました。
この辺りには「アップルロード」と呼ばれる道があるように、りんご畑に囲まれています。
続いて、みんなでりんごを使った新たな郷土料理作りに挑戦です。
上級食育アドバイザー・料理研究家の晴澤雪枝さんと一緒に、「りんごのきりせんしょ」を作ります。
りんごジュースを練り込んだ生地に、りんごのコンポートの餡を包みます。
目でも楽しめる、色合いも鮮やかな出来になりました。
夕ご飯は、りんご農家さんの食卓を体験。
ということで、りんごジュースで炊いたご飯をいただきます!
なんとこちらは水を入れて薄めたりはせずに、りんごジュースをそのまま炊飯に必要な水の分量まで注ぎます。
どんな炊き上がりになるのか、楽しみですね。
また、りんごジュースで炊いたご飯との違いを味わうため、グリーン・ツーリズムの企画「ゆる田んぼプロジェクト」で作ってきた新米も!こちらは土鍋で炊き上げます。
そのほかにも、りんごの果肉と干し大根をりんご酢で和えたサラダや、平船精肉店さんのローストチキン、草のゆかりさんのキーマカレーなど、さまざまな「ごはんのおとも」も準備しました。
りんごジュースで炊いたご飯には何が合うのか、試していきます。
炊飯器から吹き出す蒸気が、りんごの甘い香りがするよう?
さあ、炊き上がりです!みんなで炊飯器の中の様子をのぞき込みます。
ほんのり茶色みがかっています。粘り気などはなく、普通のお米と変わりません。
いろいろ盛り付けて、早速いただきます♪
口に運ぶとりんごの香りが立ち、甘みと酸味を感じます。
これは、、、どれにも合う!などみんなで感想を話し合いながらたくさん食べてしまいました。
食後はのんびりとした夜を過ごし、蔵の宿の時間を楽しみました。
≪参加者の声≫
・初めて訪れましたが感動しました。この場所に資料館があるとは思いませんでした。知人にも紹介したいと思います。
・街の中にこんな体験ができる場所があっていいなと思いました。さつまいもをほるなんてあまりやったことがなかったのですが、宝さがしみたいで楽しかったです!
・自分で作ることがあるとは思ってもみなかったきりせんしょ。本当に貴重な体験になりました。
・(りんごジュースで炊いたご飯)もちもちして食べやすかったです。白飯よりごはんが進んでビックリ!
・なかなかりんごジュースをダイレクトに炊飯器に入れるという発想はさすが農家さんだから思いつくのかな?と感じさせられました。とてもおいしかったです。
(2日目のレポートはこちらから)
掲載日: 2024年12月03日